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2008年8月16日 (土)

部活動を考える

  部活動が学校教育に果たす役割は実に大きなものがありますが、その運営の実態は実に大きな困難を含んでいます。例えば、その学校にとって必要な部活動の指導ができる教員を獲得することの、人事配当上の難しさをまずあげることができます。でも、本当に大きな困難は、この教育課程外の部活動の運営が、ほとんど顧問の教員の奉仕的な活動に支えられているというところに起因しています。

  生徒や保護者の部活動への要望は様々です。顧問が熱心で、内容的にも時間的にも少しハードな練習が続くと、「家庭学習や家族との時間が持てない」とか、「疲れて家に帰ると夕飯を食べて寝るだけ」などという不満や不安の声が保護者からあがります。練習メニューをうすくしたり練習時間を短くすると、今度は、「もっと厳しく指導して欲しい」とか、「朝練や休日の練習をもっとやって欲しい」などという声があがります。とりわけ、頼まれてやむなく専門外の部活動を引き受けている教員には、引き受けるだけでも大変なのに、文句まで言われて時にはやりきれなくなります。

  日曜日などの休日や、夏休みなどの長期休業中にも部活動はあります。練習試合や公式戦も入ります。顧問の教員にはわずかばかりの部活動手当が支給されますが、例えば休日に8時間以上指導しても、一日1,200円の手当です。時給に換算すると、わずか150円の計算です。試合の後、部の生徒たちにジュースの1本ずつでもおごってあげれば、もうそれでパーです。校外の練習場所や試合会場までの顧問の交通費も、学校の旅費予算が十分でない学校では、顧問の自腹になります。お金のためではないとはいえ、これではあんまりです。部員が練習中に怪我でもすれば、場合によっては顧問がその責任を問われ、訴えられることもあります。

 部活動が、もっぱら教員の熱意に頼る、勤務時間外のほとんどボランティア活動であるということへの認識が、残念ながら大方の保護者に不足しているという現実があります。部活動に係わる「現場の実態」と、それに対する「保護者の理解や支援」とのバランスが、ここでは十分ではありません。(19/03)

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コメント

ヨッキーさんへ
コメント、ありがとうございます。
クラブチームは既に小学校まで手を伸ばしています。小学校のグランドで少年野球や少年サッカーが毎週土曜日に行われ、私の仕事もやりにくくなっています。  くりりん

始まったものは必ず終わりが来る。
野球やサッカーはすでにクラブチームに移行してます。
水泳・卓球・テニス・体操・フギャスケート・柔道などはクラブチームに
移行してます。
中学校の部活動はその役目を終わりつつあります。存続させようと必死なのは、中学校体育連盟のような既得権団体でしょうね。
でもこれらの団体は自分たちの死活問題ですからロビー活動を必死に行うでしょう。

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