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よかった探し

  たとえどんなことが起きても、その中からよかったと思えることを探し出すのが「よかった探し」です。20年以上前になりますが、「愛少女ポリアンナ物語」というテレビアニメがありました。もともとの原作者はエレナ・ホグマン・ポーターというアメリカ人で、1913年の作品です。物語の舞台は1920年のアメリカで、主人公はポリアンナという名前の9歳の女の子です。彼女は4歳で母親を、そして8歳で父親も病気で亡くします。一人ぼっちになったポリアンナは、遠くに住むおばさん(母親の妹)の家に引き取られます。両親を亡くした上に、様々な困難が彼女を襲いますが、父親から教わっていた「よかった探し」を心の支えに、どんな逆境にあってもその中にある喜びを見つけ出そうと努め、明るく前向きに生きていきます。そしてやがて彼女のその明るさは、憎しみや孤独に苦しむ周囲の人々の頑なな心をも開かせていきます。

  仕事を頑張ろうと思っていた矢先に病気になってしまう。とても残念なことです。しかし、よく考えてみると、これは「休息」や「考える時間」を与えられたわけで、仕事のやりすぎに対する「警告」だったかもしれません。また、気がつかないでいればもっと進行していたはずの病気を早期に発見できたのかもしれません。一見「よくないこと」「嫌なこと」と思われるようなことでも、考え方次第で、その「よくないこと」の裏側に張り付いている「よいこと」が見えてきます。

  「二つよいことはない」と同時に、「二つわるいこともない」わけです。「よいこと」と「よくないこと」は、うまくバランスをとっているようでもあります。病気や家庭の事情など、様々な「よくないこと」が私たちを苦しめます。でも、目をこらしてよく見てみると、その「よくないこと」の中にはきっと何か「よいこと」も隠れているに違いありません。ポリアンナは自分の厳しい境遇の中でも、周囲からのいじめの中でも、この「よかった探し」を続け、自分だけでなく周囲の人たちにも生きる喜びを与えていきました。私たちはついつい「悪かった探し」をしてしまいがちですが、私もポリアンナを真似て、できるだけ「よかった探し」をしていきたいと思います。(19/7上)

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コメント

amigoさんへ

コメント、ありがとうございます。

私の家内は私の「良くないところ」ばかりを実にうまく探し出します。「愛」は何処へいったのでしょう?

      くりりん

投稿: くりりん | 2009年5月14日 (木) 20時54分

これ、いい話です。<その「よくないこと」の中にはきっと何か「よいこと」も隠れているに違いありません。> 心して探し出していきたいですね。滅入って「よくないこと」しか見えないときに、隠れている「よいこと」を、ほらねって示してくれるのが優れたカウンセラーだったり、親友だったり、恋人だったりするわけです。要は「愛」ですよ、ハイ。

投稿: amigo | 2009年5月13日 (水) 17時56分

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