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2011年1月 7日 (金)

手本は二宮金次郎

  私が時々行く小学校には、二宮金次郎の銅像が建っています。さほど古くない銅像のようですので、何代目かの建て直しなのか、それとも新しく来た校長先生の発案で新規に建てられたのかもしれません。今でもまだこの像が建っている小学校は、日本全国でどのくらいあるのでしょうか。学校数の割合が都道府県別で分かれば、興味深い資料になります。

  表題は、「柴刈り 縄ない 草鞋をつくり・・・」という文部省唱歌の最後の一節です。今70歳以上の年配の方なら多分ご存知でしょう。その少し手前の私もかろうじて知っています。「親の手を助け 弟を世話し 兄弟仲良く孝行つくす」、と続きます。

  この歌は節制と努力を糧に、公と孝に尽くすことの大切さを説いています。歌にするくらいですから、歌が作られた当時も、この二つは少々存立が危うかったのかもしれません。でもまだ間に合いそうだったから作られたのでしょう。今はどうでしょうか。公はなく、あるのは私だけです。節制や努力は今でもありますが、それはもちろん公のためではありません。孝の方も少々怪しくなっています。

  国がどんなに貧しくても、国民に向学心があり、公と孝を大切にする心があれば、その国の未来は明るいでしょう。向学心があれば貧しさはバネにもなります。公や孝は危険だと考える人たちがいます。日本は確かに一度道を間違えたかもしれませんが、それは公や孝を正しく捉えられなかったせいではないでしょうか。私は、日本中の小学校に二宮金次郎の銅像が建てられたらよいと思っています。まだ間に合うかもしれませんから。

<参考>
「やっぱり二宮金次郎」2011.12
.9
http://nobu-chin.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-06a4.html

<今日のメロディー>
http://youtu.be/aB3JFJfpfcQ 「二宮金次郎」♪

2010_12230007_3

 

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コメント

マリーナさんへ
コメント、ありがとうございます。
倹約を旨とした金次郎さんは、今のデフレの時代にはなおのこと不向きかもしれませんね。
日教組の方は、多分金次郎さんまで手が回らないと思います。   くりりん

公や孝が危険なのは、それを国家が政治的に利用した時代があったからなんでしょうが、本来は人間にとって極めて大切なことです。特に戦後の日本では、本来は大切なことが教育現場で排除されてきたことは残念です。二宮金次郎の銅像を全国の小学校に建てることに賛成です。日教組はどう反応するんでしょうか。

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