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2013年4月19日 (金)

ツケツケ、ナメナメ、ツネツネ(副題:記憶に残る私の愚行)

 教師時代のまだ若い頃、私は教科書や宿題を忘れた生徒のお尻を太い竹の棒で叩いていました。叩いた後、座禅の指導僧がやるようにその棒を両手で捧げ持ってその生徒に一礼し、その動作で他の生徒の笑いまで取っていました。また、当時私はハンカチで鼻をかむ習慣がありましたが、忘れ物をした生徒には罰として、鼻をかんだ私のハンカチを開いて強制的に中を見せていました。冗談半分の、今思えばかなり悪質でした。

 もっとひどいこともしていました。標題です。これも宿題を忘れた生徒への罰の一つでした。机間巡視して宿題のノートを点検し、もし忘れた生徒がいたら、「ツケツケ、ナメナメ、ツネツネから一つを選べ」と言います。「ツケツケ」は私の鼻くそを生徒にツケる、「ナメナメ」は生徒の顔を私がナメる、「ツネツネ」は生徒の両頬をツネるというものでした。ほぼ全員が「ツネツネ」を選択しましたが、一度だけ「ナメナメ」を選んだ男子生徒がいて仕方なくナメたこともありました。体育の授業の後だったせいか、顔の汗がしょっぱかったことを覚えています。 

 当時はウケていると思っていましたが、真面目な生徒の顰蹙を買っただけだったでしょう。傷ついた生徒、文句を言いたいのに我慢した保護者もきっといただろうと想像していますが、直接私のところへは苦情は来ませんでした。それだけ大らかな時代だったのかもしれませんが、今なら完全にアウトです。生徒を叩いて薄ら笑いを浮かべる体罰教師、あろうことか生徒を舐める変態教師、きっとそう言われて書かれて袋叩きの上、懲戒免職は免れなかったでしょう。あの時の生徒と保護者の皆さん、どうぞお許しください。出来れば私の過去を遡って、その部分を削除か上書き訂正したい気持ちです。

<今日のメロディー>
http://youtu.be/lVRhJuwoBmE  緑のそよ風♪

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等覚院(川崎)
2013.4.15

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コメント

マリーナさんへ
コメント、ありがとうございます。
「いま世間で平気で日常的に行われていることでも、将来非常識なこととして非難されること」は、「時代の変化やそれに伴う価値観の変化がそれを決めている」のは、全くその通りですね。
政治家のおめかけさん、裏金、人権上問題ある言葉などもみんなそうです。  くりりん

いま思うと、過去にしたことがぞっとすることは結構あるものです。、「ツケツケ、ナメナメ、ツネツネ」はいまだったら間違いなく問題教師としてマスコミの餌食になるでしょう。それもかなり面白おかしく。
そう考えると、いま世間で平気で日常的に行われていることでも、将来非常識なこととして非難されることがあるのでは?
でもそれが何かは分かりません。結局時代の変化やそれに伴う価値観の変化がそれを決めているからなんでしょうか。
第一号で非難される人はちょっとかわいそうな気がします。それまでみんなある意味認めて来たんですから。

cotton harbourさんへ
コメント、ありがとうございます。
安倍内閣の教育施策が、いわゆる右寄りであることは間違いないでしょう。全てに自信をなくした日本人に、それが勇気を与えてくれるなら○、いつか来た道につながるなら×。○にするのも×にするのも、安倍内閣というよりも私たち次第でしょうね。
くりりん

 アベノミクスの教育勅語風
復古調の教育方針を
くりりんさんは、どう受け止めて
おられますか

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