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2013年8月 2日 (金)

ジャージ登校はいいか悪いか

 名札をつける、スカートの丈は長くしない短くしない、髪の毛を染めない、掃除の時は体操着に着替える、授業に関係ない物は持ってこない・・・。かつて私が中学生をそう指導した内容です。そう言えば、生徒がまだ帽子を被っていた初任校では、「帽子をかぶる」という校則もありました。「校則」と書くと固くて強い印象を与えますので、「学校生活のきまり」なんて呼ぶ学校も多かったように記憶しています。「きまり」と平仮名にしたあたりに、やや遠慮がちな先生たちの気持ちも窺えます。最近では生徒会あたりが中心となり、生徒自らが「きまり」の改正等を行っている学校も多くなりました。生徒が主体的にその方向で頑張っていけるようにと、先生たちもいろいろ工夫しています。

 生徒の成長の度合い、保護者の価値観、教職員の指導観、社会の風潮、こうしたものは一定ではなく時代とともに変容し多様化するものですから、それがない交ぜの背景となり、学校の場にはそれまでなかった問題が新しい問題となって噴出します。職員会議や学年会ではいつも、「この件の指導」を今後どうするかが議題となりました。例えば生徒のケータイ持ち込みについては、最近ではもう落ち着いたと思いますが、それまではどの学校でもけじめ尊重派と主体性尊重派の職員が恐らく侃々諤々の議論を行ったと思います。

 標題はそうした「きまり」のひとつです。登校時に制服、体育の授業でジャージ、次の授業で制服、放課後の掃除でジャージ、下校で制服、となると生徒は4回着替えることになります。かなりの面倒です。とりわけ部活動の生徒や指導教員は、朝練や放課後の活動の便も考えて概ねジャージ登下校にもジャージでの座学授業にも賛成でした。登校から下校までずっとジャージではけじめがつかない、第一不衛生だ、制服を利用する機会が少ない、せっかく高いお金をかけて制服を買ったのに・・・。これは保護者の意見です。制服登校だった学校で、ジャージ登校を認めて欲しいと保護者から意見が寄せられたこともありました。親の意見も様々です。近頃ではもう大勢は決したのでしょうか。

<参考>
「指導と自主性」2009.9.11

http://nobu-chin.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-5585.html
「学校はいつも悩みます」2012.6.8
http://nobu-chin.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-4157.html
「体育祭の行進練習は今でもあるのかな」2014.5.23
http://nobu-chin.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-4281.html
「なぜ小学生はランドセルなのか」2015.11.20
http://nobu-chin.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-d1e6.html

 

<今日のメロディー>
http://youtu.be/pcU8nBEPg8I 花火♪

新江ノ島水族館で(2013.7.23)
シラス丼(二色)も食べました。(1100円)

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コメント

マリーナさんへ
コメント、ありがとうございます。
公立でも校則(呼び名は別として)はありますが、校則によってはどこまで守らせるかの基準が曖昧だったり、先生方が守らせる指導に疲れていたり?、半分あきらめていたりもあるかもしれません。とりわけ服装や髪型などは、個性が尊重される時代ですので、生徒への指導や家庭の協力はより難しくなっていると思います。   くりりん

今でも校則なんていうものがあるんでしょうか。私立にはなんとなくあるなと感じますが、公立に通う生徒たちを見てると、とても校則があるとは思えません。
校則にまで親が口出しするんですか。会社の決まり(就業規則)にまで親が口出しする時代も間近でしょうか。

crazy horseさんへ
コメント、ありがとうございます。
だいぶ以前のことですが、海外からの帰国子女がやはり「異様だ」と感想を漏らしていたことを思い出しました。帽子や名札や詰め襟もなくなりつつあります。制服のネクタイも、式の時にのみの使用でしょうか。全体的には規制が緩められる方向ではあります。但し、制服廃止で私服採用には、意外なことに生徒も保護者も概ね反対です。私服の公立中学校も極めて少数ありますが、いろいろ問題も生じているようです。女性が顔を隠す文化同様に、まあこの制服も日本の文化のようなものと考えています。   くりりん

 中学・高校の制服を決めていること自体、
グローバルに観れば、異様ですね
 修学旅行などで、黒服の異様な集団を見て、
外人さんが驚いていたことを思い出しました。

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