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2015年6月19日 (金)

名前から顔は思い出すが、顔を見ても名前は出てこない

 教師をしてヤバイことの一つは、町中で偶然出会ったかつての教え子の名前を思い出せないことです。教え子の方は私の顔と名前を覚えていてくれているようなのですが、私の方は教え子の顔には見覚えがあってもすぐに名前までは出てこないことが多いのです。担任をした生徒、授業で教えただけの生徒、部活動で指導しただけの生徒、ただ同じ時期に共に学校にいてどこかの場面で接しただけの生徒、私と教え子の交流の濃淡は様々です。ましてや、いくつもの学校を転勤しているわけですから、教え子の数も相当数に上り、いつどこの学校でどのように接した生徒なのかも判然としません。

 名前が出てこないどころか、そもそも相手が教え子の一人だと気づかない場合だってあります。先方はこちらを承知していてもこちらは先方が不明、というのはかなりマズイ状況です。相手が「私はあなたの教え子です」と当方に打ち明けない限りは、そっとこちらを観察することだってできるでしょう。変なところに出入りしているところを見つかったりしたらもうアウトですが、そのアウトの事実すらこちらは気づかないことになります。相手が教え子の保護者だったら、こちらはもうほとんど忘れています。先方も忘れていることを願うばかりです。おまえは余程悪いことをやっていたんだろうと思われるかもしれませんが、確かに時々悪いこともやっていました。

 例えば、田中という名前を頭の中に思い付いたとします。すると、田中姓であるいろいろな生徒の顔が次々と思い出されます。ほとんど忘れかけていた田中くんも思い出します。もし仮に、彼らのうちの一人に町中で出会っても、けっしてその人の名前が田中であることを思い出せないような田中くんであるにも関わらず、です。標題のようなことがどうして起きるのかよく分かりません。自分だけでなく、他の人もそうなのかどうかも知りません。人間の記憶とは、そもそもそういうものなのでしょうか。
                                                         
<参考>
「教師は怖い職業です」2013.4.5

http://nobu-chin.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-c92d.html

<今日のメロディー>
「amefuri.mp3」をダウンロード 雨降り♪

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コメント

マリーナさんへ
コメント、ありがとうございます。
普段よく会う近所の人の名前も時々忘れます。少しヤバイ状況です。
今度、その実験をやってみます。  くりりん

確かに私の場合も、60歳を超えたころから人の名前が出てこないという現象が頻発してます。他の人に聞くと例外なく皆さん同じ状況ですから、加齢のせいだと自らに言い聞かせてます。
人の名前が出てこないという現象は伝染するとよく言われてますが、私の実験ではこれは本当でした。実際には覚えている著名人の名前をわざと忘れたふりをして奥様に聞いてみてください。ほぼ9割くらいは奥様も名前が出てこないと思います。
伝染ではなく本当にボケちゃっている場合には、この実験は役に立ちません。 尚、この実験はくりりんさんの立場が悪くならない範囲でやめといたほうが無難です。

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