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2018年1月26日 (金)

凄い若者がいる

  放課後の小学生と一緒に遊んでいます。それが今の私の仕事です。私の仕事場に優秀な若者がいます。私の息子よりもずっと若い、デザインの専門学校を出たばかりの二十歳そこそこの男性です。今、うちの職場の主任を務め、私を含めて8人のスタッフを采配しています。70歳の私にも遠慮なく指示を出します。たいしたものだと思います。

 勤務ぶりもさることながら、子どもへの指導力は並々ならぬものがあります。問題のある子どもをしっかりと叱り、子どものケンカもしっかりと裁きます。私は、子どもの訳の分からない話を聞くことが苦手で、結論を急ぎます。ケンカはすぐに双方を握手させようとします。要するに面倒くさいのです。でもこの先生は違います。子どもの言い分をしっかりと聴きます。 

 彼は子どもたちにいろんな種類の遊び方を教えています。子どもたちはその遊びに熱中しています。子どもたちは、来所してすぐに学校の宿題をやるようになりました。帰りの会を子どもたちにやらせていますが、子どもは積極的に司会をやりたがり、感想や意見もどんどんと出てきます。子どもたちはどんどんと良くなっています。この先生のお陰です。私は5年前はこの職場の責任者でした。私のときとは大違いです。 

 私は面と向かっては言いませんが、感服しています。これまで何人も新卒の若手教員を見てきました。これ以上優秀な新卒教員は見たことがありません。通信教育で資格を取って教員になれと私は言っていますが、本人は児童養護施設で働きたいという希望を持っています。

 副主任の女性も素晴らしい女性です。まだ二十歳そこそこですが、怒ったのを見たことがありません。子どもを優しく諭してくれます。養護教諭の試験を受けようかと思案中です。きっと良い養護教諭になれるでしょう。

 こういう若者を育てたんだから、今の教育も満更捨てたものではありません。日本もまだまだ捨てたものではないな、そう思いました。

<今日のメロディー>
「takibi.mp3」をダウンロード たき火♪

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コメント

ヨッキーさんへ
コメント、ありがとうございます。
確かに、保育や介護に携わる人たちの給料は安すぎると思います。誰でもできる単純な仕事、と思われてきたことが原因の一つにあります。将来は自分も介護される側に回るわけですが、優しい使命感のある人に介護されたいものです。 くりりん

優れたチーフが来てくれて良かったですね。
でも少し心配することもあります。それは労働に対する対価、わかりやすく言えば給料のことです。
ブログとは直接関係しませんが、最近気にかかかる事があります。それは「先生」と名づけられる人達のことです。保育園・幼稚園・学校・病院・擁護施設などの施設で仕事をする人を先生と呼びます。これらの職業には、責任が重いわりに、労働時間が長くかつ給与がそれに見合っていないと共通点があります。
また、使命を果たそうとする熱意のある人に、仕事が多くなるというのもあるかと思います。
誰もが「ナイチンゲール、マリア・テレサ」である事を求められる、それはないよなと思います。
自分の性向もありますが、暮らしのためにそれ相当の給金を貰って程々に働くのが、私的には好きですね。

マリーナさんへ
コメント、ありがとうございます。
よく観察すると、そこここに優秀な若者がいますね。優秀な者もダメな者も、共に年代を問わずにいる、ということでしょう。 くりりん

「近頃の若い者は・・・・・・」とつい言ってしまいたくなることがありますが、世の中には確かに感心する若い人もたくさん居ます。私の住んでいる家の近くにある養護施設にも若い人が一生懸命働いています。若い働き手が不足している状況下、もっと「楽な仕事」があるように思いますが、生き生きと働いている姿を見ると、きっと何か使命感があってのことだと思われます。
自分が若い時にこのような使命感を抱いたことがなかったことを考えると、本当に頭の下がる思いです。
どうやったらこんな素晴らしい子が育つのか。家庭の躾け、学校の教育がどうだったのか知りたいものです。

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