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2018年11月16日 (金)

学校は自衛隊に似ています

 体罰は学校教育法第11条によって禁止されています。これがまず大前提です。でも、教員に対する生徒の暴力行為に対して、教員が自衛のためにやむを得ず有形力を行使することがあります。これは体罰には該当しません。また、同僚や他の生徒に危害を及ぼすような暴力行為に対して、教員がこれを制止したり、目前の危険を回避するためにやむを得ず有形力を行使することがあります。これも体罰には該当しません。

 自衛のためにやむを得ず必要最小限の武力を行使する点で、学校は自衛隊のような存在です。同僚や他の生徒に対する暴力行為に対して、これに反撃するのも自衛隊の集団的自衛権(行使は難しいようですが)と似ています。但し学校の場合、こうした権利の行使は、できるだけ抑えた方が無難です。有形力の行使が自衛の範囲を越えているとあとで判断される危険性があるからです。ですから、それが必要な場合でも、暴力生徒にケガをさせないように、羽交い締めにしたり押さえ込んだりする程度が望ましいと思います。

 狂暴な生徒が暴れてどうしようもない時、有形力の行使はできるだけ警察にお願いすることになります。警察は米軍に該当します。学校はもっぱら、けが人を病院へ運んだり、野次馬の生徒を教室へ戻したりといった後方支援にあたります。警察の過度の介入を招くと、学校は往々にして非難されます。介入前に学校がやるべき指導の有無を問われるからです。暴力に対抗する有効な手段を持たない学校は、実によく自衛隊に似ています。

昭和記念公園 2018.11.2
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コメント

マリーナさんへ
コメント、ありがとうございます。
どうしようもない生徒もいますが、どうしようもない先生もいます。昔も、よかった部分とよくなかった部分があります。今は、いじめに対して学校が神経を遣うようになり、その分保護者が我が子の学校生活を安心できるようになった、というメリットもありますね。
くりりん

今の先生は大変ですね。高学歴社会、ネット社会が原因なんでしょうか。学校の先生が尊敬されず、ちょっとでも不祥事があると袋叩き。
昔はどこの学校にも恐い先生(決して暴力教師ではありません)がいて、先生も生徒も暴力という認識はなく、親もどちらかと言えば、先生の体罰を含む熱血指導を期待していたものです。
世の中の今の風潮はとてもそんな昔のことを許容しませんが、「昔はよかった」という考えはいけませんかね。

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