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2020年2月21日 (金)

たちまち太郎はおじいさん

この歳になって初めて分かりました。若い頃、と言うよりも小さい頃の自分と今の自分とを比べると、中身はほとんど変わっていないことに気づきました。人の心の中の基本は、幼い頃に既に出来上がってしまうものなのでしょうか。

子どもでも大人でも著名人でも一般人でも、年齢や社会的地位に関係なく、どうやら人の心の中には優越感と劣等感がいつも同居しているようです。優越感は時として自慢や過信に、劣等感は嫉妬や攻撃に置き換わります。そして相反するこの両者の裏には、共通の「不安」が隠れています。自信に置き換わる優越感や、努力につながる劣等感もありますが、根底に「不安」が隠れているのは同じです。「不安」は人の生存と不可分の関係にあり、「不安」とともに人は年を取り老人になります。

竜宮城で乙姫さまと一緒のときの太郎には「不安」はありませんでした。故郷に帰って玉手箱を開けたとたん、太郎はおじさんになりました。玉手箱を開けたわけでもないのに、気が付いたら自分もあっという間におじいさんになっていました。でも太郎同様に、自分も心の中は子どもの頃、若い頃とほとんど変わっていません。なのに体だけはおじいさんです。月日の経つのも夢のうち、です。不思議でたまりません。

玉手箱の中に閉じ込められていた白い煙りの正体は何だったのでしょう。それはひょっとして「不安」ではなかったかと、近頃私は思案しています。

<参考>
「定年後・高齢化社会」編 バックナンバー 
http://nobu-chin.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-767460.html 

<今日のメロディー>
浦島太郎♪
https://youtu.be/cIGMlpAarFY 

薬師池公園(一番下の写真は、拾ったロウバイの種) 2020.2.19
P1050576P1050568
P1050585


 

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