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2020年7月17日 (金)

エスケープ・フロム・アンニュイ

犯罪を犯した若者に、取調官が問い質しました。「おまえ、何でこんな馬鹿なことをやったんだ!」。その時の若者の答えが表題です。「倦怠からの脱出」という意味です。こんな理由で犯罪をやられたらたまったものではありませんが、青年期特有の虚無感や格好づけもあったのでしょうか。だいぶ昔ですが、新聞記事で読んだ覚えがあります。

いつものように職場へ行くため朝家を出ました。でも途中から急に職場へ電話して、今日は体調がよくないので休むと伝えました。自宅の妻へは何の連絡もしませんでした。つまりは「ふけた」わけです。小心者の私には大冒険でした。どこかで一日遊んで夜に帰宅したところ、「どこ行ってたの!」と妻にきつく言われました。その日に限って、昼間に職場の同僚から私に仕事のことで問い合わせの電話があったそうです。職場と妻の双方に私のウソがばれてしまいました。妻には叱られ、翌日は職場の同僚から、「昨日は奥さんに怒られなかった?大丈夫だった?」と心配されてしまいました。たまたま当時私は目を患っていて、それを悩んで私がプチ家出でもしたと思った上司からは、「必ず治るから心配するな」と励まされてしまいました。散々な目にあいました。若い頃の経験です。私のエスケープ・フロム・アンニュイは、後にも先にもこの時一度だけです。

出勤途中で職場をずる休みして、「どうしてこうなったのかなあ」と温泉地の温泉に昼から浸かりながら中年男性がつぶやくテレビのCM(何のCMかは忘れた)が以前ありました。誰しもこれをやりたいと願っているんだなあとその時思いました。楽は苦の中にあってこその楽です。今私が同じことをやってもきっと楽しくないでしょう。現役の皆さんもやるなら今のうちです。コツは計画的でなく突如やることです。リフレッシュできますよ。但し、ばれないようにね。

第一次収穫(ベランダのミニトマト)2020.7.17
P1060019_20200718080301

<今日のメロディー>
花火♬
https://youtu.be/ah9uKRuQy58

 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ヨッキーさんへ
コメント、ありがとうございます。
「嘘を信じて、信じ込ませて、健気に振舞う、これって勤め人の極意」。笑いました。確かにそうかもしれません。ところで、今の悩みは「早朝覚醒」です。途中(夜中や早朝)に目を覚ましますが、それ以降は寝付けないのです。代わりに昼間に眠くなります。 

私に限っての事です。
楽しく元気よく活力に満ちて仕事に出かけた記憶はないですね。
行けば仕事が待っていてそれをやったら帰る時間になっていたので帰る、この毎日でしたね。
惰性、それこそがアンニュイかもしれませんね。惰性の37年間勤務。
嘘を信じて、信じ込ませて、健気に振舞う、これって勤め人の極意かも知れません。
仕事を辞めれば、フリをする必要もないので、アンニュイも訪ねてきてくれません。
代わりの訪問者は眠気と気怠さです。
お昼を過ぎた頃の眠気は半端ないので、目覚ましをかけて寝ることにしています。
おおよそ20分から30分寝ます。夜よりぐっすり眠れます。
37年の勤め人の後に「のんびり時間」をいただけたことに感謝しています。

釣りバカさんへ
コメント、ありがとうございます。
仕事にうんざりするという意味ですから的外れではありません。仕事人はネクタイが商売道具ですので、仕事にうんざりして商売道具のネクタイまで引きちぎって投げ捨てたい、よく分かります。 くりりん

後から思ったのですが、私はどうやら「アンニュイ」の意味を正しく理解してなかったようで、的的外れな投稿をしてしまったです。失礼しました。

釣りバカさんへ
コメント、ありがとうございます。
勤め人は誰しも思っているのですね。一番辛い時期は、朝がとりわけしんどかったのを覚えています。勤務場所に向かう道すがら、勤務場所に到着しないように願いました。 くりりん

「エスケープ・フロム・アンニュイ」、勤め人なら誰しも思うことですね。私も、男性勤め人の象徴のようなネクタイを引きちぎって、電車の窓から投げ捨てたらどれだけスッキリするだろうかと思ったことが何度もありました。世の中にはそんな気分にならない人もいるようです。私はそのような人達は、図太い人間だとは思ってません。責任感の欠如した人間だと思ってます。
しかし、クールビズやらなんやらで、ノーネクタイの勤め人が多くなった昨今、何を投げ捨てればいいのでしょうか。やっぱり「ふける」しかないですね。

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