« その時々で両方をうまく使う(しかない) | トップページ | 是々非々 »

2020年7月24日 (金)

民度は向上するのか

日本が尖閣諸島を国有化した時、激高した中国人は大挙して中国内の日本のデパートや日本食レストランを襲撃して破壊と強奪の限りを尽くしました。日本で「竹島の日」式典に政務官が派遣された時、韓国内では日本製品不買運動が起きました。興奮した韓国人の一人は、カッターナイフで自分の腹を切りました。中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりした時も、中国海軍の艦船が自衛隊の護衛艦にレーダー照射した時も、日本人は誰一人として中華街のレストランを襲撃しませんでした。韓国の大統領が竹島に上陸した時も、韓国製品の不買運動も切腹事件も日本では一切起きませんでした。

中国や韓国では政府の指導者はとても大変です。弱腰と受け取られると国民や政敵から批判の矢が向けられますので、彼らは日本に対し強硬にならざるを得ません。強硬になればなったでどこかで収束を図らなければなりませんが、その手段やタイミングを間違えるとまた国民感情に火がつきます。やむなく国内向けには強硬の形を取り繕った上で収束を図ることになりますが、これは非常に難しい舵取り作業になります。行きすぎた反日教育のツケとして、ナショナリズムの暴走と彼らは常に向き合っていかなければなりません。とても大変です。

その点日本の指導者は安心です。日本人は他国の車を壊したり大使館へ投石したり国旗を焼いたりはまずしません。国民は感情に走らず冷静な対応ができます。政府が国民感情の暴発暴走を気にすることなく他国と向き合えるのは、日本の強みの一つと言えるのではないでしょうか。私はそう思います。

日本人の礼儀正しさやおもてなしの心、街の清潔さと治安の良さ。海外から来る外国人は皆驚くそうです。私たち日本人はいつからこんなに民度が高くなったのでしょう。日本人は皆マスクをするなど、私たちの同調性が原因という人もいます。戦前の日本人のナショナリズムの態様は、今の中国や韓国の人たちと同じようだったのでしょうか。今はその時より民度が向上したのかもしれません。それとも、民度とは向上するものではなく、ただ国民性の現れに過ぎないのでしょうか。だとすれば、今後もずっと厄介な近隣との対峙を余儀なくされることになります。

もうすぐ収穫(ベランダのゴーヤ)2020.7.23
P1060047_20200724073901

« その時々で両方をうまく使う(しかない) | トップページ | 是々非々 »

政治・経済」カテゴリの記事

コメント

ヨッキーさんへ
コメント、ありがとうございます。
「自身を律して「民度」など歯牙にも掛けず、温暖なその日暮らしをする」ことは難しいものです。「くまさん」の生活に一番遠いのは政治家ですね。ああいう仕事は好きじゃなければできません。  くりりん

「民度」なんて言葉いつ頃から世間で使われるようになったんでしょうね。
国民性や民族性なんてあってないような虚なものです。
日本国民というのが日本人だけというのはおかしな事です。
日本民族も同じで、世界中に日本人は住んでいて、住んでいるところに馴染んでいます。
私が好きなのは長屋の「八あん」「熊さん」です。
一日が安穏であればそれでいいのだ、という暮らしです。でもこれは理想の暮らしです。
「くまさん」の働きや生活の質に順位をつけて、もっと頑張れとか働き過ぎだとかいう悪い輩がいるからです。ついでに、ボーッとしてると隣の国がやっつけにくるぞ、なんていう奴まで出てきます。「くまさん」の暮らしを続けるのは想像以上に大変な事なように思います。
自身を律して「民度」など歯牙にも掛ず、温暖なその日暮をしたいものです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« その時々で両方をうまく使う(しかない) | トップページ | 是々非々 »